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音響ホール

1980年完成 最大100名収容 設計:設計永田音響設計事務所 施行:飛島建設 

この音響ホールは、1980年に完成した多目的ホールです。設計は永田音響設計事務所にお願いをして作りました本格的なホールです。建物自体は1977年に建てられ、音装設計をするうえにおいてセメントの水分が邪魔になるので3年間室内の乾燥を行い1980年に内装工事を行い完成しました。開発品の音質評価を主目的として作られ、レコードカートリッジやワイヤレスマイク・スピーカーといった製品開発に貢献してきました。また、来社されたお客様に音楽を聴いて頂いたり、ミニコンサートをひらいたり、社内外のセミナーなどにも利用しています。

使用事例

■2017年9月6日【NHK総合テレビ ひるぶら 生放送】

NHK総合TV お昼の番組『ひるブラ』で ”音のワンダーランド” と題して12:20から約20分間 全国生放送されました。

この番組、一般の会社からの中継は初の試みという事で放送クルー総勢30人。4台のカメラで社内から生中継。緊張の20分間でした。

 

■2018年6月16日【NHK-FM まろのSP日記公開録音】

このホールにて、NHK交響楽団でコンサートマスターを務めます篠崎史紀さんと、ハーピストの津野田圭さんがおいでになりNHK FMの番組『まろのSP日記』の公開録音がありました。一般公募で当選された方々約40名をお迎えして、NHK福井の羽生アナ、篠崎さん、津野田さんのトークに蓄音機でSPレコードの演奏を織り交ぜ、更にお二人によるヴァイオリンとハープの素晴らしい演奏を披露。公開録音の模様は同年8月11日にNHK-FMラジオにて全国放送されました。まさに至福の時間でした。

設備・機材

ミュージシャンの方には『ホールトーンがほど良い』という事でレコーディングに使用して頂いた事もあります。

更に社内ミュージシャンの楽器練習場としても活用しています。

 

ステージ上にはハイエンドオーディオのシステムと、1925年に開発された”蓄音機の王様”といわれる米国ビクター社製ビクトローラ 『クレデンザ』が鎮座しています。このホールでは蓄音機からアナログレコード、ハイレゾまで体験することが出来ます。

(プレーヤー    : YAMAHA GT-2000)

(プリアンプ   : NISSHA YN-2002)

(パワーアンプ  : オリジナル ハンドメイド)

(SACDプレーヤー: マランツ SA-15S1)

(スピーカー   : タンノイ エジンバラ)

(スピーカー   : クリプシュ2 K-B-WO)

ワンオフ パワーアンプ

電源部はオーディオにとって重要な役割を果たします。

パワーアンプ内の電源部に低ESRのOSコンデンサーを2,000個配置して、クリーンで立ち上がりの早い電源供給を実現しています。

アンプセクションはシンプルなAB級で 60W+60W 周波数特性10Hz~400KHz という仕様です。

可聴帯域の数倍まで位相の回りがないハイレゾ対応の設計がなされています。

 

1800年代後半から1900年前半に作られた海外メーカーオリジナルの蓄音機を音響ホールに置いています。この蓄音機はオーディオテクニカの創業者 松下秀雄がアメリカとスイスのコレクターから譲り受けた250台の蓄音機の一部です。ビクター オルソフォニック ビクトローラ 『クレデンザ』を筆頭としてコロムビア・エジソン・HMV・ブランスイックといった代表的なモデル約25台を展示。いつでも横振動円盤型SPレコードやエジソン縦振動円盤レコード、蝋管レコードを演奏できる様にメンテナンスを行っています。

蓄音機ギャラリーへ ↓ ↓ ↓

https://www.audio-technica.fukui.jp/equipment/gallery/